仮想通貨のホワイトペーパーの意味とは?ICO参加するには必読!

仮想通貨の世界には「ホワイトペーパー」というものが存在します。あまり馴染みのない単語かもしれませんが、仮想通貨を知り、実際に取引に参加していくにあたって意味を知っておくべきキーワードの1つです。この記事では、「ホワイトペーパー」の意味をわかりやすく解説します!

仮想通貨のホワイトペーパーの意味とは?ICO参加するには必読!のイメージ

目次

  1. 1ホワイトペーパーの意味とは?
  2. 2ビットコインのホワイトペーパーの内容は?
  3. 3ICO参加するためにはホワイトペーパーは必読!?
  4. 4ICO詐欺の見分け方
  5. 5ホワイトペーパーをしっかり熟読し、自己判断での投資がおすすめ
  6. 6まとめ
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ホワイトペーパーの意味とは?

仮想通貨の世界で目にする単語の一つにホワイトペーパー(White paper)というものがあります。

ホワイトペーパーの本来の意味は「白書」で、元々は政府や公的機関による年次報告書のことを指していましたが、近年ではマーケティングの世界でも企業が発行する報告書などといった意味で用いられるようになりました。

仮想通貨の世界では、このホワイトペーパーという単語は「その仮想通貨の企画や構想、技術的な内容を記した報告書」といった意味合いを持って使われています。
各仮想通貨にはこのような報告書(=ホワイトペーパー)が存在しており、新たに誕生しようとしている仮想通貨について知りたいときや、既存の仮想通貨への理解を深めたいときには、その仮想通貨のホワイトペーパーを読むことが一番の近道だと言えます。

仮想通貨のホワイトペーパーは、その仮想通貨が発行される前に公開されるため、その仮想通貨がどのような企画・構想、技術によって成り立つかを事前に知ることができます。

この「事前に知る」という作業は、後に解説するICOという仮想通貨のプレセールに参加するにあたって非常に重要な作業となります。なぜなら、構想だけが立派で技術的に実現不可能な仮想通貨や、詐欺を行うためにICOに参加しようとしているものを見極める必要があるからです。

こういったものを見分け、不利益を被る可能性を最小限に抑えるためには、各仮想通貨のホワイトペーパー(報告書)を読むという作業が必要不可欠だと言えるでしょう。

ビットコインのホワイトペーパーの内容は?

さて、仮想通貨の中でも最大手であるビットコインにもホワイトペーパーが存在します。

ビットコインのホワイトペーパーは、2008年10月31日にSatoshi Nakamotoと名乗る匿名の人物によって公開された、ビットコインの大まかな仕組みについて記述された論文です。

「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」というタイトルで、本文は全て英語で書かれています。現在もインターネット上で全文がPDF公開されており、誰でも閲覧が可能です。さぞ長大な論文のように思いますが、この論文は注釈も含めて9ページと非常にコンパクトにまとめられた論文になっています。

ここに書かれているのは、金融機関などの第三者を通さずに低コストでの取引を可能にする電子マネーのアイデアです。そのアイデアの具体的な内容は、「中央に管理者をおかず、ネットワークに接続された端末同士でデータをやり取りするピア・ツー・ピア(P2P)という仕組みを使い、プルーフ・オブ・ワークによって取引情報の改竄を実質的に不可能にする」といったものです。
また、ビットコインの根幹とも言えるシステム、ブロックチェーンマイニングについての記述もなされています。

このようなアイデアを元に、世界のエンジニア達によって開発された分散型プラットホームによる決済システムが「ビットコイン」なのです。

なお、ビットコインは2008年に論文が発表された後、2009年にビットコインシステムとして稼働を開始しましたが、稼働開始以来一度もシステムに攻撃を受けたことがありません。これはビットコインのシステムとしての堅牢性を示すもので、このような堅牢性の高さからビットコインは世界中で通貨として認められつつあります。
 

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実際にビットコインのホワイトペーパー「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」を読んでみました。英文ですが、とても読みやすい英語で書かれていて、辞書を使いながら読み切ることができました。ページ数が9ページと少ないのはありがたいです。技術的な部分はやはり少し難しく感じるので、他のホワイトペーパーも読みながらもっと勉強していきたいなと思いました。

ビットコインのホワイトペーパーに書かれたビットコインの仕組みについて詳しく知りたい方はこちら!

Thumbビットコインの仕組みとは?誰にでもわかりやすく図解で簡単解説! | 仮想通貨メディアBTC Feed[ビットコインフィード]

ICO参加するためにはホワイトペーパーは必読!?

続いて、ICOとホワイトペーパーの関係についてみていきましょう。

仮想通貨の世界にはICO(Initial Coin Offering)というものがあります。
このICOは仮想通貨の世界のとても重要な要素の一つですが、同時にホワイトペーパーとも深い関わりをもっています。

この章では、まずICOの意味について簡単に解説した後、なぜ「ICOに参加するにあたってホワイトペーパーは必読」とされるのかについて解説していきたいと思います。

ICOとは?

仮想通貨の世界の「ICO」とは「Initial Coin Offering」の略で、直訳すると「新規仮想通貨公開」という意味です。
日本では本来の意味とは違い、「クラウドセール」や「プレセール」、「トークンセール」などとも呼ばれて新規の仮想通貨を購入する段階を指しています。

仮想通貨のICOは、仮想通貨を用いた資金調達方法です。資金調達をしたい企業や事業プロジェクトが、独自の新たな仮想通貨(「コイン」「トークン」と呼ばれます)を発行・販売することによって研究開発費などの資金を調達することを意味します。

新たな仮想通貨はビットコイン、イーサリアムなどを支払うことにより購入できます。

このICOでは、購入が早ければ早いほど安く多くの「コイン」「トークン」を買うことができます。

あるトークンを購入し、そのトークンを発行していたプロジェクトが成功すれば、そのトークンの時価は上がり、大きな利益を得ることが出来るでしょう。
しかし、単なる資金集めのためだけ(詐欺のため)にICOを行おうとしている団体も存在するので、その点には注意が必要です。

本当にいいプロジェクトも、詐欺もあるICOですが、ここでどのICOに参加するかを決めるにあたって重要なポイントとなってくるのがホワイトペーパーです。

以下、ICOとホワイトペーパーの関係をみていきましょう。

どの通貨に投資するかを判断するため

ICOはサービス開始前に資金を集めるためのものなので、資金を集めるだけ集めて実際には開発が行われなかったり、その仮想通貨を実現するための技術が不足している、もしくは開発する気がない、などといった悪質なICOが存在している場合があります。

このようなICOに引っかかるリスクを軽減するために必須となってくるのがホワイトペーパーです。

ICOでは、その仮想通貨の概要などを示した報告書であるホワイトペーパーが公開されます(ホワイトペーパーがないICOは要注意です)。
ホワイトペーパーは事業計画を書いた報告書ですので、その中には最初に述べたような「その仮想通貨の企画や構想、技術的な内容」が記されています。

それらの内容の中でも、特に技術的な内容については注目しておくべきで、その仮想通貨がどれくらい実現可能かどうかをホワイトペーパーからある程度予測することが可能となってきます。

また、調達した資金の使用用途なども記載されている場合があるので、しっかりと確認しておきましょう。

新しく誕生しようとしている仮想通貨のうち、どれに投資しようか迷ったら、まずその仮想通貨のホワイトペーパー(報告書)を読んでみるところから初めてみると良いでしょう。

日本を狙ったICO詐欺が多く存在しているため

ICOは明確な法律による規制がないこと、不特定多数の人々に向けて購入者を募ることができることなどから、その性質上詐欺が発生しやすい場所でもあります。

とりわけ、日本を狙ったICO詐欺(SCAM)が多く存在しています。これには、日本がビットコインの一大拠点となっていることが理由の一つとして考えられます。

ホワイトペーパーはそのほとんどが英文で書かれており、日本語しか読めない場合はホワイトペーパーを読むこと自体の難易度が非常に高くなってしまいます。

しかし、ホワイトペーパーはその仮想通貨の様々な情報を記した報告書ですので、気になる仮想通貨や、怪しげな仮想通貨に引っかかりかけた場合は翻訳サイト等を駆使してホワイトペーパーに書かれている内容を把握しておくことを強くオススメします。

ICO詐欺の見分け方

先ほどの項では、ICOには詐欺まがいのものが存在することをお伝えしました。
ここでは、そのようなICO詐欺に遭わないよう、ICO詐欺の見分け方を解説していきます。

言語選択が日本語のみ

まず一つ目は、言語選択が日本語のみに対応している場合です。

海外のICOであるにも関わらず、翻訳対応が英語と日本語のみになっている場合は要注意です。高確率で詐欺ICOである可能性があります。

通常の場合は、中国語など、使用している人口が多い言語が日本語よりも優先されます。
言語選択が日本語以外に見当たらない場合は詐欺を疑いましょう。

海外掲示板で検索する

続いて、その仮想通貨が海外の掲示板でどう扱われているかです。

海外の掲示板は、大手ではbitcointalkなどが挙げられますが、これらの掲示板でその仮想通貨がどう書かれているかチェックしましょう。

そもそも、掲示板上にその仮想通貨が全く書かれていない場合は詐欺を疑って構いません。

また、掲示板上で特定の仮想通貨が異様に褒め称えられている場合も要注意です。購入を誘導するためのサクラによる書き込みである可能性があります。十分に注意して警戒しましょう。

掲示板と同じように、情報を集めるならSlackやtelegram、discordというようなコミュニティアプリも駆使をしましょう!

配当などがあるICO

最後に、ICOで配当がある場合です。

一見すると非常においしい話に見えますが、ここは十分な注意が必要です。

配当があるICOは高確率でSCAM(詐欺)だと言われています。特に利率が高ければ高いほど、詐欺の可能性が上がります。

配当系ICOにもし参加する場合は、ホワイトペーパーを熟読し、どのような計画のもとに企画された仮想通貨であるのか、その実現性はどれくらいのものなのかをしっかりと見極めておくようにしましょう。

ホワイトペーパーをしっかり熟読し、自己判断での投資がおすすめ

繰り返しになりますが、各仮想通貨のホワイトペーパーは、その仮想通貨の概要を記した報告書です。ICOの際に公開されるホワイトペーパーは、その仮想通貨について書かれた最も詳しい報告書だと言っていいでしょう。

先にも述べた通り、仮想通貨のICOは仮想通貨を用いた資金調達方法で、これから開発・研究が進められていく仮想通貨がその研究資金等を調達するために行うものです。
うまく開発が成功すれば一攫千金も夢ではありませんが、失敗して夢に終わることもあります。
それどころか、先に挙げたようなICO詐欺に遭遇する場合もあります。

どのような場合でも、ICOに参加するときはまずその仮想通貨のホワイトペーパーを熟読することから始めると良いでしょう。

あなたが投資しようとしている新しい仮想通貨のホワイトペーパーには矛盾点や疑問点はありませんか?大きな希望と綺麗な言葉ばかりで、実際の技術的には不可能なことばかりが羅列されていませんか?

ホワイトペーパーはその仮想通貨についてよく知るために必須のアイテムです。読みこなすことができれば、不利益を被る可能性をぐんと下げてくれる力になってくれることは間違いありません。

ICOに参加するときはホワイトペーパーを熟読し、しっかりと確認した上で自己判断で投資を行うようにしましょう。

まとめ

以上、仮想通貨のホワイトペーパーとICOについてみてきました。

仮想通貨のホワイトペーパーは、その仮想通貨について書かれた報告書であるとともに、ICOに参加するにあたって必読の文書でもあります。

新しく誕生しようとしている魅力的な仮想通貨に投資しようとするとき、おいしい話を得たとき、まずはホワイトペーパーに立ち返って、しっかりその内容を把握することで、不要な不利益を被ってしまう可能性を低くすることができるのではないでしょうか。

今後ICOのプロジェクトはさらに増えると考えられます。

多くの場合、ICOに参加する際にはビットコインもしくはイーサリアムを利用しての参加となります。

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仮想通貨のバブルに乗ってミリオネアを目指す26歳の仮想通貨トレーダーです。国立大学を卒業し総合系コンサル会社に入社→仮想通貨にハマり2年で退職し仮想通貨投資暦2年
50万の初期投資から貯金1200万(※2017年11月現在)
元々はフィンテック関連企業のアサイン経験からブロックチェーンの勉強をし、途中から投資を始めました。情弱だったことから起きた個人的な失敗談や、技術的な話を理解せずに投資をする友人達の失敗を見て本当に必要な情報を初心者〜中/上級者の方に向けて発信して行こうと思います。
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